サイトサーベイ

無線LAN(Wi-Fi)のサイトサーベイ

  • いつも忘れてしまう単語『サイトサーベイ』
    • 『空間に対してどこに無線APを設置するのが適切か、外部干渉はいかがなものか』を調べる行為

どんな感じが望ましいのか

  • 参考
  • まとめると
    • W53があれば避ける
    • 全てのエリアで受信感度が-71dBM以上であること
    • 他にはSNR値が重要(こちらは高度な機器必要)
    • 混雑しているようなところに設置しているなら -80dBM以上の電波が出ているチャネルは避ける

調べられるフリーソフト


5Ghz帯について


60Ghz帯について

  • IEEE802.11ad (WiGig)
    • 802.11ac規格と同等(しかし使用出来る周波数帯域が非常に広い)
    • 最大で6.8Gbps
    • 1世代目のもので4.6Gbpsに対応
    • 直線距離で10m、壁越しは難しい
    • 同室内利用メイン、デジカメやディスプレイ用途で利用か
    • 2016年2月現在

Wireshark


キャプチャ出来るアダプタ

  • 動作未検証。でも参考になるかもしれない。
    • 東陽テクニカ - AirMagnet WiFi Analyzer - 仕様
    • Intel 4965AGN とか。ひと昔のレッツノートに搭載していたような…。
      • ということで、調べてみたら、該当したのがCF-W7で動作検証が取れた
      • 中古で8000円前後で購入できる
      • 使用OSは Lubuntu 14.04 LTS で動作も悪くない
      • ただ、horstで RATE 54M が表示されなかったり、Panasonicの仕様書をみると 11nに対応していない(11aのみ)とかで、果たしてちゃんと動作してくれているのだろうかと不安
      • 4965AGN自体は11nは対応しているみたいで、Linuxで2.4Ghzの11nにも繋がっているようにみえるからなぁ…。

高機能

特徴

  • 時系列でチャネルの利用率などを分析できる
    • 時系列の分析機能で利用状況が把握できれば、どのチャネルに問題が多いか分析しやすい
    • 日経ネットワーク 2016/02 P81

製品

  • フルーク・ネットワーク
    • AirMagnet WiFi Analyzer
  • リバーヘッド
    • AirPcap
  • メタギーク
    • Chanalyzer Pro
    • スペクトラムアナライザー
  • Cisco
    • Clean Air

Linux

通信速度

  • コマンド
wget --output-document=/dev/null http://example.com/30m 2>&1 > /dev/null
    • 宛先は自前のSVのファイル
    • MB/sは"×8"でMbpsになる

キャプチャー 基本

  • 無線アダプタの現在のモード確認
iwconfig
  • モニターモードに変更
sudo ifconfig wlan0 down
sudo iwconfig wlan0 mode monitor
sudo ifconfig wlan0 up
  • とりあえずtcpdumpでチェック
sudo tcpdump -i wlan0
  • チャネルの変更
iwconfig wlan0 channel 1
iwconfig wlan0 channel 6
iwconfig wlan0 channel 11
  • 注意
スリープや再起動をすると、モニターモードは解除されるので注意

キャプチャー horst

  • インストール
sudo apt-get install horst
  • 起動 (単チャネル)
sudo horst -i wlan0
  • 起動 (spectrumモード)
sudo horst -i wlan0 -s
  • 動作がおかしくなったら (spectrumモードでQuitすると裏で起動したままになる)
sudo killall horst

キャプチャー Wireshark

環境

Lubuntu 14.04 LTS CF-W7 (Intel 4965AGN)
Xubuntu 14.04 LTS ALL PC + Buffalo WLI-UC-GNM (Ralink RT3070)

  • 最終更新:2016-03-03 17:19:03

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